大学生でも理解出来る経済の基礎の基礎を教えてくれる本
「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んでから、不労所得に興味をもち、図書館をぶらぶらしていたところ、この本が目につき、不労所得について学ぶ上で役立ちそうだと思い、この本を読みました。
図書館に置いてあったのは、こちらですが、- 作者:池上彰
- 発売日: 2019/02/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
経済状況は年々変わるので、こちらが最新の改訂版のようです。
目次
構成内容
第1章:買うことについて
(要約)"買い物とは、経済での投票行為である。”良い”買い物をすべし。"
第2章:投資について
"投資とは、企業への投票行為である。”
第3章:借金について
"銀行の「借金」によって経済は回っている”
第4章:世界の経済について
第5章:備えについて
"保険や、自分のお金の守り方”
第6章:税金について
”税金は、自分のためではなく、同時代に生きるお年寄りを支える仕組み。
その信頼関係によって自分も将来支えられる仕組み。
どのように使われているか関心を持たないと無駄遣いされてしまう。”
と6章構成になってます。
所要時間
★☆☆(1日以内に読める)
この本をおすすめする人
わかりやすいイラストを載せていたり、箇条書き形式で、文章の構成が回りくどくなく、スラスラと読めるので、私のように、
・社会経験が少なく、社会人として初心者な方
・経済の基礎の基礎を軽く知りたい方
におすすめします。
感想
最初に述べたように、不労所得について学ぶ上で役立ちそうだと思い、この本を読んだので、私は投資の部分がとても気になりました。
投資の前の章の「買う」では、お金を払って商品を買うという行為=経済における(その商品への)投票行為→経済を回していると述べられていました。
同じように、自分の気に入った企業の株を買う=経済における(企業への)投票行為(=経済を回している)→良い企業が生き残り、結果的にトクをする。
このような仕組みであるため、株の値動きを常に確認して儲けようとするのではなく、自分が良いと思うものを残す行為であると述べていました。
このことから、株≠お金を増やす行為という考えもあることを知りました。
株以外の投資先として、
「ETF(上場投資託)」
・日経平均株価やTOPIXなどを構成する多くの株の銘柄を組み込んだファンド
・売買手数料を抑えられる。
・値動きは、ニュースで報道される日経平均やTOPIXの株価をチェックするだけでOK
が、一番おすすめされていたので、「ETF(上場投資託)」について今後学んでみたいと思いました。